不動産売却の専属専任媒介（専任媒介）とは

自宅のマンションを売却するとき、最初は不動産買取を使うつもりでしましたが、いろいろ調べていると不動産買取よりも仲介を使った方が高く売れることが分かり、不動産売却は仲介を使う方がお得であることが分かりました。

最初のうちは、なるべく早いタイミングで不動産売却を検討していたのですが、日数が経過することでそれほど早いタイミングで売らなくても良くなった、このような理由からも仲介を使って不動産売却をすることにしました。

買取の場合は、仲介ではないので媒介契約を交わす必要がないのですが、この媒介契約は依頼先の仲介業者に販売をお願いすることを契約書で証明するなどの目的を持つ契約で、自分が利用したのは専任媒介契約と呼ぶ契約方式です。

他にも一般媒介や専属専任媒介などの種類があるのですが、これらは売主が決めることができるといわれていおり、契約を交わした不動産担当者から最初にそれぞれの違いについて説明を受けました。

専任媒介は、媒介契約を結べるのは1社のみで、契約期間は3か月間です。引き続きその会社に媒介を依頼するときは更新すれば3か月間延長も可能で、特に契約回数における上限はないので売れるまでその会社に頼むことも可能です。

一般媒介の場合は、複数の不動産会社に不動産売却を頼むことができるので、一見こちらの方が有利のようにも感じました。

ただ、販売活動の際にはチラシ広告を作るなど広告宣伝費が必要になりますし、不動産売却が実現すると仲介手数料を受け取れるけれど、他社が購入者を見つけると自社には利益が入らない、そして広告宣伝費の回収ができなくなるなどの理由で親身になって貰えないこともあるようです。

なお、専任媒介契約は指定流通機構に対して物件登録を媒介契約締結日から7日以内に行うといった義務付けがあることや販売活動の報告を2週間に1回以上行う義務があるなど、売り出しを始めると定期的に現況の報告を貰えるので安心して任せることができました。